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獲れたての鮮度でお届け 「超鮮度便」

九州で水揚げされる魚を現状の物流よりさらに高鮮度かつ合理的にお届けする目的で「ヤマフ超鮮度便」を提案します。

メリット1

腐敗、劣化の第一要因は、内臓です。水揚げ直後に産地で内臓除去(頭部、エラも可)することで、劣化防止を重点においた出荷形態より、後述の鮮度重視の形態で出荷が可能になります。

現状比較: 現状の出荷形態は、水氷にドブ漬けか下氷が主流です。
水氷の場合 内臓の色付き、臭い付き防止には有効だか、鮮度保持剤に頼ってもふやけ、変色は発生し、身質も当然水っぽくなります。
下氷の場合 色目はもちますが、ムラのある冷やし方では、腹部は刺身で食すには違和感があります。

メリット2

魚の血液が完全に凝固する前に処理する事によって刺身で食す際の血生臭さは軽減でき、格段の差が出せます。

メリット3

当然、魚代+加工賃はのりますが、産地で時給700円台の人件費と、消費地でのコストを試算すれば、実質高いものではなく、もし、同額にしかならくとも、同額で質が高い方が選択できるなら、メリットになります。

メリット4

廃棄物について、一般的に青物の可食部は5~6割り。セミドレス(エラ、内臓除去)で出荷した場合、先方の廃棄物は1~2割り。ドレス(頭部、エラ、内臓除去)の場合は、3割り削減可能です。

出荷形態

魚体は、ビニール(石油精製品)ではなく、セロハン(木製パルプ精製品)でコーティングします。効果は以下。

コーティング断面図 お届けの形態1 お届けの形態2

セロハンの使用上の特性

水分は通すが、空気は遮断する為、魚体の皮面はもちろん、切断面の色目も保持でき、ふやけや空気との接触による酸化も発生しません。エラ、内臓を除去している為、必要以上に冷やし込まなくても下氷と上氷で充分です。

セロハンを使用した魚のコーティング
現状比較: セロハン使用上の特性
下氷出荷で使用するパーチ(石油精製品)では、図の様に、魚体とパーチの隙間の水分で皮面はふやけ、水揚げ直後のギラギラした色目は白っぽくなっています。

水揚げより2日後の実験結果

氷水・超鮮度便の比較16/13水揚げの真アジを6/15に比較撮影。

左の画像右側3尾が超鮮度便。左側3尾が水氷。
氷水・超鮮度便の比較2 氷水・超鮮度便の比較3
上のそれぞれ右側が超鮮度便。左側は水氷。
フィレの右身腹部は、特に消化器がある為、傷みが早い。
氷水・超鮮度便の比較4 氷水・超鮮度便の比較5
水氷の魚は、皮をむく時、皮下脂肪に黄色い変色が見える。(酸化)水分を吸っている為、皮むきの際に身崩れする。 超鮮度便は、皮下脂肪の変色は無く、身もしっかりしている。

冷凍技術の進歩により満たせる需要があるように、毎日流通し、消費されている鮮魚の質を向上させること、合理化することも同じく重要な技術のはずです。水揚げした時点では、同じ魚なのに、どの店の刺身は旨いと言われるかは、我々産地の努力にかかっているものと思います。


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